在宅でできるフリーランスの職種

フリーランスで、在宅でできる職種に翻訳があります。翻訳と一口に言っても、文学の翻訳だけではなく、コンピューターのマニュアルを訳すなど、さまざまです。この分野はコンピューターの知識もないと、文章が意味することが分からないということもありますので、とても神経を使う仕事です。しかし、技術翻訳は文学系よりも需要が多く、常に翻訳者は不足気味だと言われています。

この仕事は一人で辞書とにらめっこしながらの孤独な作業なので、分からない文章があっても気安く聞けるところがありません。どちらかというと、コツコツ一人で作業をするのが得意な人に向いている職種です。そして、在宅だからこそ、結婚や子育てを経験しながらキャリアを重ねることができ、しっかりとキャリアに裏付けされた仕事に対する評価は、当然高くなります。

翻訳の原稿料は、400字詰原稿用紙1ページ当たり約2,000円から3,000円だと言います。量的には、原稿用紙20枚から30枚単位の仕事が多く、納期は3日から4日で、時期によっても仕事の増減はありますが、平均すると、1週間に50枚から60枚の翻訳をこなすのに、週3日働いて実働時間は15時間です。時給計算すると、約5,000円ということになります。
週3日の労働で約400万円という年収が得られるようになるというのは、やはり在宅でフリーランスで磨き続けたキャリアの賜物なのだと言うことが言えるでしょう。

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